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糖質制限と運動療法と運動する時間

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『あらてつさん 初めまして 運動する時間の件で、疑問に思いました 1.3食に関しては食後30~60分後が推奨 2.間食に関しては食前が推奨 ということになるのですか? 1.は以前江部先生のblogで拝見したので、朝・夕60分後からのウォーキングを心がけていたのですが、あらてつさんの文を拝見して混乱しております。 』 匿名希望さん、こちらこそはじめまして。 コメントありがとうございます。 まず、大前提として、一般的な糖尿病治療で運動療法が必要なのは、カロリー制限による糖尿病治療では、エネルギーの60%を糖質から摂取するため、食後高血糖が防げないからであり、糖質を摂って上昇した血糖を、運動することによって下げようという、まさにマッチポンプのような治療法だということを念頭に置いてください。 糖質制限であれば、血糖値を上昇させる糖質の摂取が少なくなりますから、基本的には運動療法はいりません。 では、何故、運動かのご説明をば。 運動のあと2~3時間は、GLUT4によってインスリンに関係なく血糖を取り込めます。 ということは、運動の後の食事だと、少々の糖質なら摂取してもインスリンの分泌が少量で済み、膵臓に負担をかけません。 これに対して、食後の運動だと時間が経てば経つほど、血糖の上昇と共にインスリンが分泌されますから、膵臓に負担をかけてしまいます。 しかし、実際のところ、食事の前に運動できる方はそうそうおられないでしょうし、糖尿病の運動療法は、食後に行うのが一般的です。 それに加えて、とことん糖質制限を貫ける方はよいですが、個人個人の状況や環境や意思により、そこまで徹底できない場合もあります。 人間なんで、どうしても糖質食べたい時もあるじゃないですか(笑) 糖質制限は「美味しく楽しく」が長続きの秘訣です。我慢のしすぎはいずれ破たんしてしてしまいます。 ですから、どうしても糖質を摂らなければならない状況になったら、食後に運動するのは良いと思います。 なので、3食に関しては食後の運動、間食に関しては食前の運動というわけではありません。 食事で糖質を摂るのなら、その前に運動できる時間があったら、運動のしとけば膵臓に負担を掛けにくいですよ、時間がなければ、せめて食後に運動すると食後高血糖が防げますよ、というわけです。 あ、誤解のないように書いておきますが、別に糖質制限を実践中でも、運動することはとてもいいことですよ。 しなくていいと言っているのではないので、念のため。]]>

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