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続々・カロリーを消費したら糖尿病にならないか?あらてつ的考察

  • 糖尿病

皆さん、おはようございます。
11日の江部康二先生の講演会、万が一、江部康二先生の声が出なくても大丈夫なように、ネタの練習に余念がないあらてつです。
けど、密かにすべったらどうしようかと不安だったりして…。
さて、話が飛んでばかりで、自分でも何書いてたのか分からなくなりましたが、「糖尿病の原因=カロリー説」では、糖尿病になるわけのないスポーツ選手がなにゆえ糖尿病になるのか、の続きですね。
私も長らくスポーツやってました&やっているので、「スポーツ選手の食事と栄養について」関連の本は読み漁りました。
で、これらの本に出ている食事内容で、もっとも摂取比率の高い栄養素が、「炭水化物」(糖質)なんですね。
どんな競技にせよ、実際の試合より練習の方が時間も長いし練習内容もハードです。
そのハードな練習では、糖質を代謝しないとすぐにガス欠になって練習どころではなくなるので、炭水化物がメインの食事内容になってきます。
その上、トレーニングを重ねて体を作らねばならない競技では、大量の食事を摂取します。
プロレスの選手や力士の方の食事がハンパな量じゃないのは有名な話ですが、シンクロナイズドスイミングの選手も、びっくりするくらいの量の食事をされます。
体を作ることに加えて、それだけ練習でカロリーを消費するので、大量に食べないと体が動かないわけです。
ここからが問題なのですが、大量にカロリーを摂取して練習で大量に消費する、すると、余剰なカロリーは発生しませんから「糖尿病の原因=カロリー」ならば、糖尿病になるわけありません。
「糖尿病の原因=カロリー」説を声高に主張される方の中に「糖尿病になったのは、現役を引退して消費カロリーが減ったからだ」なんて仰る方もおられますが、現役引退したら練習量も減るんでおのずと食事量も減ります。
例えば、シンクロの小谷みか選手、現役時代の食事内容をテレビで見ましたが、びっくりするくらいの量を食べておられました。けど、現役引退しても太っておられません。なんでやとゆうたら、食事量が減ったからでしょう。
私の周囲の引退した選手たちでも、現役当時と同じだけの量を食べているやつは一人もいません。
これでは、「糖尿病になったのは、現役を引退して消費カロリーが減ったからだ」ってのは、全く的外れな見解にしか思えないのは私だけではないはず。
では、スポーツ選手も糖尿病になる真の理由は何か?
大量に摂取する食事量に比例して、糖質も大量に摂取しているからだと私は考えます。
<つづく>

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