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糖尿病と糖質制限 危険なアブラ トランス脂肪酸編

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梅雨の京都はひたすら不快です。

盆地なので熱と湿気がたまり、そこに都市のはき出す新たな熱も加わって、発狂しそうなくらい不愉快です。

エアコン嫌いなのに、机に張り付く手に耐えられず、スイッチを入れてしまった、あらてつです。

今日は、やっと辿り着いたトランス脂肪酸とマーガリンについてのお話です。

まずトランス脂肪酸

昨日、一般的に売られている食用アブラは、溶剤による抽出・高温での精製と水素添加によって作られていると説明しました。

溶剤抽出・高温での精製や水素添加される過程で、脂肪酸の分子構造が変化しトランス脂肪酸となります。

ここで発生するトランス脂肪酸は、牛や山羊の脂肪分に含まれる天然のトランス脂肪酸とは違い、自然界には存在しない分子結合をしています。

で、トランス脂肪酸のナニが悪いのかといいますと、脂肪酸というのは60兆ある人間の細胞の細胞膜を作る原料になります。

そこに、自然界に存在しないトランス脂肪酸が取り込まれたら、フツーに考えたら良いはずないですよね。

具体的な危険性ですが、アレルギー疾患や心疾患、動脈硬化、ガンなど、他にもいっぱいありますが、省いてしまうくらい指摘されています。

この“タイガー・ジェットシン”張りの凶暴ぶりから、“狂った脂肪”などと呼ばれたりするんですな。

で、その危険なトランス脂肪酸が含まれているのが、上記のような過程で作られた植物油、高温にさらされた植物油、揚げ物した使い古しの植物油、フライドポテトや、ポテチなどの植物油で揚げたスナック菓子、ファーストフード店で使われている揚げ物油、そして、ショートニングやマーガリン、及びそれらを使った食品です。

 

<つづく>

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