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問題なのは砂糖を使ってるかどうかじゃく、どれだけの糖が含まれているかだ

  • 糖質制限

通勤途中の路上、小さな子どもの手を引いて歩いてるお母さんたち。

車道側に子どもを歩かせている母親の多いこと多いこと。

子どもなんていきなり車道に飛び出してくるもんで、何度か轢きそうになりました。

これなんかまだ手を繋いでるだけマシで、自分は自転車乗って子どもは先に歩かせるor走っている、酷いのになると歩きながらor自転車乗りながらスマホいじってて子どもは放ったらかし。

中には散歩してる犬にはちゃんと紐付けてるのに、子どもは走り回ってるなんてのもいます。

こんな親に限って子どもが轢かれたら大騒ぎするんですよね。

自分の非は一切認めず。

「犬飼う前に自分の子どもちゃんと見ろ」と言いたい、あらてつです。

面倒見れへんのやったら子ども作るなこのばかちんが。

とまあ。

ボヤキはこれくらいにしておいて。

これまで何回か

「アンタとこの商品、原材料に砂糖って書いてあるやないの!本には砂糖はアカンて書いてあるで!どういうこと!」

なんてお電話を頂く話を書きました。

先日も、これと似たようなご質問、いや有り体に云うと、クレーム(笑)の電話が掛かって来ました。

どんな内容かと言いますと

「アンタとこで買った糖質制限パン、裏の成分見たら小麦って書いてある!糖質制限は、小麦は絶対ダメなのよ!どういうこと!」

こんな感じです(笑)

いやいや。

「小麦は一切使っておりませんが…」

とお答えしたところ、

「ちゃんと小麦って書いてあるわよ!持ってくるから待ってなさい!」

数十秒後。

「小麦って書いてあるじゃないの!」

「もしかして小麦グルテンじゃないですか?」

「小麦グルテンって小麦じゃないの!糖質制限の本には小麦は駄目って書いてあるのよ!」

「小麦グルテンは小麦のタンパク質で、小麦ではありませんが…」

「小麦グルテンは毒なのよ!みんな知ってるのよ!なんでそんな毒を使うの!」

「グルテンがないとパンは膨らみませんが…」

「そんな議論はいいのよ!」

ガチャン…(笑)

以前販売していたモリドルオリーブオイル。

瓶が透明でした。

そのことについて、

「なんで瓶が透明なんですか!透明の瓶だと光で酸化するんですよ!」

なんてご意見(笑)を、電話、メールで何件か頂きました。

オリーブオイル、確かに光で酸化しますよ。

けどね。

そもそも、オイルが酸化するほどの紫外線が降り注ぐような場所に、生モノであるオイルを保存する方が間違ってるでしょう。

そんな場所だったら、色付きの瓶に入っていても酸化します。

で、お電話頂いた方にお聞きしたんですよ、開封後、どれくらいの期間保管されますか?って。

そしたら、

『半年です。』

とのお返事が。

あのー…。

開封した瞬間から空気に触れて酸化が始まります。

流石に半年はいかがなものかと。

光での酸化の前に、そちらを気にされた方が…

この2つに共通するのは、「聞きかじりの知識での思い込み」ですね。

冒頭に書いた

「アンタとこの商品、原材料に砂糖って書いてあるやないの!本には砂糖はアカンて書いてあるで!どういうこと!」

もう一度、良〜く本を読んでください。

砂糖だろうがショ糖だとうがブドウ糖だろうがデンプンだろうが、糖は糖です。
体に入って吸収されれば血糖値が上がります。

なので、砂糖を使っていることが問題でなのではなく、トータルでどれだけの糖が含まれているかが問題なのです。

極端な話、ある商品の甘味料に砂糖しか使ってなくても、100g中の糖質が5g未満であれば「低糖質」と言えますし、糖質制限適応食材になるわけです。

小麦だってそのまま当てはまります。

このような方って、タバコ吸いながら、界面活性剤が入ってる歯磨き粉は身体に悪いから使わないと言ってるのと、本質的に変わりません。

テレビで言ってた、本に書いてあった、誰かが言ってたことをそのまま鵜呑みにしちゃうわけです。

まあ、自分の頭で考えないし考えられないんでしょう。

それでクレームを言って来られても困るっちゃ困るんですが(笑)

蛇足ですが。

このタイプの方って、往々にして糖質制限やっても続かないんですよね…。

またすぐ流行りの “◯◯健康法” に飛びついて行かれます(笑)

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