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糖質制限とガンと糖新生

  • 糖質制限食

改めまして。
皆々様、お久しゅうございます。
台風一過、秋の気配に冬籠りの準備がしたくなっている、あらてつです。
そろそろ、朝起きてTシャツとパンツ1枚じゃ寒くなって来ました…。
さて。
長らく放置のブログ更新、ようやく再開です。
放置中も来てくださってた皆さん、コメント頂いていてお返事出来たなかった皆さん、本当にごめんなさいm(_ _)m
早速ですが、今日の話題に行きますね。
kyouyaさんから、糖質制限とガン細胞についてのコメントを頂いたのでご紹介です。
『ずいぶん昔の記事になりますがコメントしたいと思いますw。ブログを始めたばかりの頃、あらてつさんがどういう感じの生活を送っていたのか興味があって。
ガンは正常細胞だったものが異常に増殖を続けまくって、「増殖の歯止めが効かなくなった」状態、アポトーシス異常なのですよね。その最大のエネルギー源が糖。糖質制限をやることによってガンが完全治癒するとまでは言えませんが(糖新生で作られた糖をガン細胞が利用することも考えられなくはないのですが)、試してみる価値はありそうですね。
ただ、私個人的な見解としては、ガンが糖新生由来の糖を利用して増殖しまくるということは「考えにくい」と思っています。
というのは、糖質制限時に糖新生で作られたその「糖」というのは、体が求めている糖、つまり「不足しているからわざわざ作りだした」糖なんですよね。で、わざわざ不足分を大魔王ガン細胞にあげちゃうか。まあ、あげないと思うんですけどねw。ホメオスタシスという機構があるので。
例えばですが、血中カルシウム濃度が低くなれば、骨からカルシウムを奪ってやって血中に溶かし込みます。血液はうまく循環しないと「1日以内で」死にますが、骨は多少もろくなってもそんな早く死にはしません。優先順位が高いものを優先するんですよね。
だから、糖をたくさん消費するゴミと言ってもいい「ガン細胞」に糖新生でやっと作りだした大事な糖をあげることは考えにくいと思います(過剰に糖があればまだガン細胞にあげるというのはわからなくもないんですが)。そもそも、そんなことしてたら、正常細胞がいとも簡単に機能不全に陥って、体のエネルギー代謝、免疫機能とかも全部やられますから。一時的に栄養が足りなくなった時や、飢餓状態に陥った時も「要らないものから容赦なく捨てまくる」ようにできているので、この場合もそれが働くと思われます。
英語と心理学(認知行動療法など)が専門で、医学専門家ではないですが、1つの意見として聞いてもらえたら幸いです。糖質制限でガンが治癒されたという嬉しい報告がいっぱい出ればいいんですけどね・・・。毎回長文になってすみませんw。』

kyouyaさん、改めましてコメントありがとうございます。
お返事が思いっきり遅くなって申し訳ございません。
自分でも書いてたこと忘れてた記事にコメント頂けると、なんか嬉しいですね〜。
どんな記事書いてたんだろう?と思って読み返してみたら、ガンと糖尿病は関係あるよってお話でしたね。
で、お書きの通り、糖質制限がガン治療に効果があるのかどうかは、実際のところ分かりませんね〜。
ケトン食でのガン治療の治験がアメリカと日本でありましたが、結果ってどうだったんでしょう???
確かアメリカでの研究って、中止になったような気がするんですか…。
なもんで、糖質制限の効果の程は置いといて、次に書かれていた、
「ガンが糖新生由来の糖を利用して増殖しまくるということは「考えにくい」と思っています。」
これは私もそうだと思いますね。
ただ、ガンは優先的に糖を利用できる性質(?)を持っているので、糖新生で得た必要最低限の糖も取り込んでしまう可能性がありますね。
しかも、ガンは普通の細胞よりもはるかにエネルギーを消費するので、身体の中にある糖をどんどん消費していきます。
結果、人体はエネルギー不足になって脂肪や筋肉を分解してエネルギーとして使うので、痩せていくらしいです。
まあ、ガンの進行に関しては、エネルギーだけじゃなくいろんな要因が絡み合ってるので、糖だけ制限すれば食い止められたり治癒するかと云えばそうじゃないと思いますが、治療の選択肢の一つとして考えるのはアリかなと思います。

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