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ディベート顛末記と糖質制限でダイエット成功のコメントご紹介です

  • おかしいと思うこと
  • 糖質制限

まずはデイベート顛末記。

私が姉御とお呼びして敬愛してやまない、日本一の管理栄養士、大柳珠美ねーさん。

実は、日本一宿酔指数の高い“アルコール不管理”栄養士でもあります(笑)

以前に、大柳あねごと江部康二先生付き人2号が、二人揃って宿酔いでBotanicaでの打ち合わせに登場、いきなり迎え酒をしだしたのに唖然とした覚えがあります(2011,1,27記事参照)が、今回もディベート前日の打ち合わせと称した宴会(その時の詳細はコチラ→ゆるりとカーボフリー)でも、“アルコール不管理”っぷりを遺憾なく発揮されました。

この日私は、江部康二先生から

「宿酔いでディベートはさすがにマズイ。俺が酒飲まんように見張っているように!」

と厳命されておりまして、おお、これでウコンを大量に用意しないで済む!と安堵したのが大きなマチガイ。

大柳あねご、ご友人の美人女医さん(あねごを上回る大酒飲み!)と二人で、用意したワインを飲む飲む。

用意したワイン、8本全部開いてしまいました…。

そんな愛すべき大柳姉御のブログ(管理栄養士のローカーボキッチン)からタンパク質のお話を引用させて頂いた先日の記事に、春巻きさんからコメント頂きました。

『はじめまして。
アラフィフ♀、春巻と申します。
友人が糖尿病予備軍になって糖質制限食を始める事になり、私も太り過ぎて血糖値が心配になった為に一緒に糖質制限を始めました。
7月の2日から始めて、この半年余りで18.5キロ痩せました。
まだ肥満体ですので、今後も続けますが、元々炭水化物、特にご飯と麺が大好きな私が全く炭水化物を摂らずにいられるのが我ながら凄いと思っています。
ただ、たまに、全く食べないのはどうなの?的に言われたり、脂肪を控えた方がいいとかカロリーがどうの、とか言われますが、自分的には、こちらや江部先生の所を読んでいて、カロリーよりも糖質でしょ、と思っているので大柳先生のお言葉には、矢張り正しかったんだと改めて思いました。
自分はタンパク質中心の食生活になってます。カロリーはあまり気にせずに食べています。
体力を沢山使う時などは、モタナイナ、と思う時があるのは、矢張り当然だったんですね。
どうも、日本はカロリー信仰になってしまってると思うばかり。
エネルギーですから、貯め込みやすいエネルギーと消費しやすいエネルギーを同等に扱うのはおかしいと常々思っています。
焼肉屋さんへ行くと、ご飯は食べずにお肉をたっぷり食べます。勿論、塩でですが。
お肉好きの方、多いので、ご飯さえ食べなきゃ肉たっぷり食べれて痩せれるのに、って言うんだけど不信の目を向けられて……。
でも私、こんなに痩せたんですけどねぇ……(^_^;)』

春巻きさん、こちらこそはじめまして&コメントありがとうございます。
ようこそあらてつのブログにお越しくださいました。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

さて、まずは糖質制限で18.5kgもの減量成功、おめでとうございます。

半年で18.5kgというのはすごいですねぇ。

春巻きさんがキッチリ糖質制限に取り組まれた結果ですね。

「自分はタンパク質中心の食生活になってます。カロリーはあまり気にせずに食べています。
体力を沢山使う時などは、モタナイナ、と思う時があるのは、矢張り当然だったんですね。」

これ、春巻きさんもお感じになってたんですね。

身の肉を食べた時よりも、脂身の多い肉を食べた時の方が、よく体が動くとういうのは、経験的にわかっていたのですが、「タンパク質はエネルーギーじゃなくて体を作る要素」っていうのが、スッコーンと抜けておりました。

このあたり、長年刷り込まれてきた「カロリー神話」の弊害が如実に出てますね。

で、カロリー神話といえば、先日の日本病態栄養学会のディベートで、ドクターからこんな質問が出たんです。

「糖質制限と言っても肉ばっかりそんなに食べられるものじゃない。結果的に低カロリーになってるので効果があるんじゃないのか?」

この方、ナニを聞いてたんだろうと思いました。

「カロリー制限をしたところで60%も糖質を摂る限り、食後高血糖を引き起こしてしまう。」

って説明があったじゃないですか。

しかも、

『1997年版のLife With Diabetesでは、「タンパク質は約50%が血糖に変わり、脂質は10%未満が血糖に変わる」という記載がありますが、2004年版では削除されており、食べ物が消化・吸収されたあと、糖質は100%血糖に変わり、タンパク質・脂質は血糖に変わらない。糖質は摂取直後から急峻に血糖値を上昇させ2時間以内にほとんどが吸収される。一方蛋白質・脂質は血糖値に影響をあたえない。」との記述に変わっています。』

って江部康二先生仰ったでしょうに。

恐らく聞いてはいたけど、そのドクターの中には「血糖値=カロリー」が染み付いていたんで、この内容が落ちなかったんでしょうねぇ。

具体的に数字を上げてみましょう。

摂取カロリーを1200kcalとしてみます。

これって、女性の基礎代謝並に低い数値ですが、この60%ゆうたら720kcalあります。

糖質は1gで4kcalあるので、720を4で割ったら180gの糖質になりますね。

これを3食で割ると1食60gの糖質を摂ることになります。

1gの糖が2型糖尿病患者の血糖値を3mg/dl上げるので、コントロール良好で空腹時の血糖値が100mg/dlだったとしても、60gも糖を摂れば、食後血糖が280mg/dlになります。

糖尿病学会のススメる治療だと、コントロールが悪いとどんどんカロリー制限されますが、1200kcalまで制限しても、これだけ食後高血糖が起こっちゃうわけですよ。

カロリー制限で食後血糖の目標値、140mg/dlを目指そうと思ったら、1日の摂取カロリーを200kcalまで落さなければなりません。

そんなことしたら、「非」側のドクターのスライドにあった「元気がでない気がする」どころの話じゃ無くなってしまいます。

ここに挙げたのは生理学的な事実であって、陰口叩いてた連中のいう「宗教」でも「天の声」でもありません。

こうやって考察すれば、カロリー制限した所で血糖コントロールは不可能に近いって分かりそうなもんだと思うのですが、どうやら糖質制限に反対する連中には、別の「天の声」が聞こえるようで…。

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