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1kgくらい増えたところで、リバウンドとは言いません。 そもそも、1kg2kgなんて、増えたうちに入りません。

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  • 糖質制限

毎日生きていればいろんなことがありまして、このマクラの部分で書くことにも事欠かないのですが、いざ書こうとすると「なんだったっけ?」と全て忘れてしまってます。

頭にカメラを付けて録画すれば、忘れても確認できるんじゃないかと思った、あらてつです。

完全に変な人ですけどね…。

で。

このブログの読者の方にしては珍しい、女子大生さんからご質問いただいたのでご紹介です。

『お聞きしたいんですが、

わたしは大学2年女子です。

糖質制限ダイエットで一ヶ月で6キロやせました。
ところがここ三日くらい今まで通りの生活をしていたはずが、1キロリバウンドしてしまいました。

特に食べ過ぎたわけでもなく、今まで通り生活していたつもりです。

ただ、朝ごはんを
ヨーグルトのみにしていたのを、糖質が高いようなのでサラダやお肉を少したべるようになりました。

それがいけなかったのでしょうか??

解答お願いいたします。』

大学2年女子さん、ご質問いただきありがとうございます。

身長・体重・運動量・食事量・その他の生活強度などが分からないので、何とも解答しようがないのですが、解答をお願いされちゃったんで、お書き頂いた内容から推測できる範囲で考察してみましょう。

まず

「ヨーグルトのみにしていたのを、糖質が高いようなのでサラダやお肉を少したべるようになりました。
それがいけなかったのでしょうか??」

いけなくないです。

サラダや肉は、全然大丈夫です。

ただ、バケツ一杯サラダ食べる(←実在の人物です)とか、砂糖の入ったドレッシングをドバドバ掛ける(あっという間に高糖質になります)とか、市販の焼き肉のタレ(重量の1/3が砂糖です)を使って焼き肉とかしない限り、ヨーグルトに比べ、極端に体重が増える要因にはなりません。

次に

「糖質制限ダイエットで一ヶ月で6キロやせました。」

個人差はありますが、停滞期になっていてもおかしくない時期です。

停滞期は、どんなダイエットでも必ず訪れます。

ここから先は何度も書いてて繰り返しになりますが、何かの病気で減ってしまう様な場合を除き、体重の減少は直線的に落ちるのではなく、階段状に落ちていきます。

ナゼかと言うと、人間の体には、ホメオスタシス(恒常性)といって、常に同じ状態を保とうとする機能があるから。

分かりやすく言うと、人間の身体って変化を嫌うんですよ。

まあ、変化を嫌うのは身体だけじゃないですけど(笑)

例えば、ダイエットで体重を減らそうとします。

すると体は、急激な変化が起こったと捉えて、それまで長年慣れ親しんだ体重を、保とう保とうと必死に抵抗します。

ダイエットに取り組むと、最初はけっこう調子よく体重が落ちていくんですが、しばらくすると、同じように続けているにも関らず、体重が落ちなくなるのは、このホメオスタシス(恒常性)の所為です。

この停滞期で体重が増えたりする場合がありますが、これは体が長年親しんだ体重に戻ろうとするから。

失礼な言い方かもですが、太っていた期間が長ければ長いほど、停滞期も長くなる傾向にあります。

ですが、焦らずに停滞期をやり過ごせば、また体重は落ちてくれます。

あと、ダイエットするにあたってとても重要なことを。

「ここ三日くらい今まで通りの生活をしていたはずが、1キロリバウンドしてしまいました。」

1kgくらい増えたところで、リバウンドとは言いません。

そもそも、1kg2kgなんて、増えたうちに入りません。

これねぇ、女性にありがちなんですが、500g単位で痩せたの太ったの、そんなもん、水飲んでもトイレ行っても変わります。

ウソだと思ったら、水を500ml飲んで体重測ってみてください。

キッチリ500ḡ増えますから。

食事だってそうです。

当たり前ですが、500ḡ分食事すれば、500ḡ体重は増えます。

ですがこの500gは、身体を動かすエネルギーや細胞の原材料として使われて減りますし、最終的には小便やウンコになって流されて行けば、もっと体重は減ります。

私だって体重の日内変動チェックすると、多い日で朝と夜の差が3kg以上あるなんてザラですから。

ダイエットなんて、3kgくらい減って、その数値で安定してはじめて「痩せた」です。

なので大学2年女子さん、目先の1kg2kgに一喜一憂せず、気長にダイエットに取り組んでみてください。

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