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眠れる羊の国

  • あらてつ的雑感

昨日、いつものセルフのスタンドでスクーターにガソリン入れました。

千円入れて満タン給油にして、出てきたお釣りが百円玉二枚です。

一瞬、我が目を疑いました。

レシート見ると、レギュラーガソリン5.26L、単価152円(内ガソリン税53.8円)、合計800円とあるではありませんか。

スクーターなんて、一頃は満タンにしても500円でお釣りがきました。

それがなんで800円やねん。

原油価格の高騰で、ガソリンの値段が上がっているのは、ある一定理解できます。

しかし、

ガソリンの値段の三分の一がガソリン税やないかい。

ガソリン税は、道路特定財源と言いまして、道路の建設維持管理にしか使えません。

今現在、財源は余ってます。

余ってんのやったら安せんかい。

かてて加えて、日本ではガソリン税とガソリンの価格を足したものに消費税が掛かっています。

なんで税金に税金がかかるねん。

ボッタクリバーよりえげつないことしよるのう。

消費税を導入した竹下内閣、「消費税は福祉目的に使います。」と明言してました。

ウソやんけ。

消費税が福祉目的で導入されたなら、なんで介護保険なんてもんができんねん。

しかも、消費税が導入されてから、3%から10%まで税率が上がりましたが、福祉施策が少しでも良くなったかと云えば、全く持って「NO!」で、障害者含め、福祉施策はどんどん切り捨てられて来ました。

何処の福祉に消費税を使こてんねん言う話です。

自民党、最終的には消費税率を15%まで引き上げる腹積もりです。

消費税率引き上げを主張する議員が、テレビに出てこんなこと言ってました。

「ヨーロッパじゃねー、消費税率が10%超えているのは当たり前なんですよー。日本の消費税は安すぎるんですよー」

お前はアホか?

直間比率という言葉があります。

ヨーロッパでは、確かに間接税と呼ばれる消費税は高いですが、その分、直接税は安くなっています。この直接税と間接税の比率を直間比率と言います。

この議員を含め、消費税を上げると主張している連中は「ヨーロッパの消費税は高いですよ、日本は安すぎますよ、だから上げるんですよ」と口にしますが、直間比率の話はヤツラの口からは出ません。

ましてや、「消費税を上げますが、その分所得税を下げます」なんて、ついぞ耳にしたことありません。

いや、消費税と同じ金額だけ、金持ちの所得税と大企業の法人税は下がりましたが。

ヨーロッパのみならずアメリカでも、食料品や医療品など生活していく上で必ず必要なものには、消費税は掛からないか低い税率になっています。

日本では、意味の分からん軽減税率とやらで、税率が低いのは食料品だけ。

しかも、店で食べれば10%、外に持ち出せば8%などと、全く理解不能な税制です。

かてて加えて、

税金に消費税金掛けてるのは、日本ぐらいだ。

かつてのイングランドでは、当時のサッチャー首相が人頭税を導入しようとした時、暴動が起こりました。

フランスでは、燃料税の引上げを発端にして、「黄色ベスト運動」が、香港では、今まさに「自由」の為に人々が講義の声を上げて行動しています。

それに比べ、ここまで施政者の言いなりになっている国も珍しいと思います。

ある意味、中国や北朝鮮と変わりません。

国民よりも一部の人間の利益を最優先させるこの国の姿勢に、そろそろ“NO”を突きつけてもいいんじゃないかと。

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