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続・ハンガーノックと糖質制限食

  • 糖質制限食

遅ればせながら、4月になりました。
春休みなので、駅から学校に向う高校生の群れがおらず、快適な通勤です(笑)
ですが、来週から新学期で、また道幅いっぱいに広がって歩く高校生に行く手を阻まれる日々がやってきます。
私の通ってた高校なんて、ご近所からの苦情とやらで、朝は通学路に教師が立って、
「おらー!広がって歩くなゆうとるやろ!」
と怒鳴っていたもんですが、この高校はそんなことしないみたいです。
常識って学ぶものなのか教えられるものなのか、また一つ悩みが増えた、あらてつです。
自ら学べる人って少ないですけどね。
さて今日の話題は、前回のハンガーノックの記事に頂いたコメントのご紹介&考察の続きです。
ポップフライさん
『スタミナ
あらてつ様
今回、糖質制限とスタミナ切れとの記事を読み、投稿させていただきます。
私の経験の限りですが、2008年頃、30分歩くと、しんどくなって、座りたくなって、ポアリスェットを自販機で買っていました。
その後、糖質制限してからは、1時間でも、2時間でも、ぺたぺた歩くことに苦痛はありません。
夏の暑い日に3時間以上歩くと、さすがにグッタリで、コレが私の限界かもしれません。
でも、糖質制限がスタミナ切れの原因である、という仮説は、私には到底受け入れることはできないと思いました。(証拠のない感想です)』

SLEEP さん
『ハンガーノックは有名ですがその実良くわかっていない現象です。
体脂肪率が20%を超えるようなかつての自分でもなるわけですから低血糖症状と考えたほうが正しい気がします。
ある日本人選手いわくイタリア人選手が生ハムの脂身すら食べちゃだめだってドクターが言うんだとこぼしていたとか。パルマ産の生ハムの脂身を食べないとか、拷問の類ですね。カロリー信者はだめですねw』

ポップフライさん、SLEEP さん、いつもコメントありがとうございます。
私も糖質制限食を始める前は、「運動する30分ほど前に炭水化物を摂るといい」なんてのを信じて実行していました。
ですが、2時間3時間の練習となりますと、途中で急激にへろへろになってガス欠状態、それこそポップフライさんと同じように、スポーツドリンクやチョコレートなんかで糖分を補給していたのですが、表示してあるカロリーほど体は動かず、
「なんでこんなけカロリーと糖分摂ったのに体動かへんねん!」
とギモンに思っていた経験があります。
ところが、糖質制限食を始めてからは、例えば100メートルダッシュのような無酸素運動の繰り返しなんてのは別ですが、それ以外の少々の運動強度の練習なら、朝から脂身つきのステーキをガッツリ食べていれば、3〜4時間連続で動いていてもガス欠起こすなんてことが無くなりました。もちろん、途中で急激にへろへろになるなんてありません。
ここで一つの仮説が。
巷間言われている運動時の常識、「糖質をしっかり摂る」は、間違いとは言いませんが、全てのスポーツに当てはまらないんじゃないかなと。
特に、前回書いたマラソンやトライスロン、自転車など長時間に亘る競技の場合、糖質を摂ることで逆に低血糖のような症状になって、ハンガーノックを引き起こすのではないかと思うのですが。
現在のスポーツ生理学や栄養学は、「糖は一番重要なエネルギーである」ということを前提に成り立たせているので、「糖を摂ったら逆にへろへろになった」なんて矛盾でいっぱいです。
その矛盾を個々の選手の能力の所為にしているところが多々あるので、全然進歩していないのだと私は思います。
スポーツ生理学に糖質制限食の理論を加えれば、矛盾が解決されてもっと記録が伸びる選手が出てくると思うのですが、いかがでしょうか。


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