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皆さんはじめまして。

糖質制限でご存知の方もおられるかと思いますが、まずは簡単に

自己紹介を。

私は京都にある高雄病院に勤務する医師、江部康二です。

私の務める高雄病院、最近は糖質制限による糖尿病治療で、その前はアトピー治療で有名(?)になりましたが、元々は漢方を主体とした治療を行う病院です。漢方治療では日本有数の治療実績を誇り、漢方生薬使用量は日本一です。

さてこの度、糖質制限の食材メーカーさんとしてお付き合いさせて頂いているマルヤナギさんから、

「“蒸し豆クラブ”という蒸し大豆の魅力をお伝えするコミュニティサイトを立ち上げたので是非連載を」

とご依頼を頂きました。

大豆といえば、糖質制限になくてはならない食材です。その普及のためならと連載をお引き受け致しました。皆さん、宜しくお願い致します。

記念すべき(?)連載第一回目は、大豆と糖質制限の深い関係(?)についてです。

その前に、マルヤナギさんと私、江部康二の出会いのお話を。

今から5年前の2007年、私が書いた「主食を抜けば糖尿病は良くなる」という、糖質制限に関する本を読んだマルヤナギさんから、1枚のFAXが届きました。

本の中に、糖質制限の食材として大豆は糖質も少くお勧めですと書かかれています、弊社には「やわらか蒸し大豆」という大豆を使った商品があるので、是非コラボレーションをしたいのですがといった内容でした。

糖質制限とは、読んで字のごとく「糖質」を制限する食事で、糖尿病治療の為に1999年から高雄病院で始まりました。

血糖値を上げてしまう「糖質」の摂取を極力減らすという糖尿病の食事療法なのですが、最近は「糖質制限ダイエット」として雑誌やテレビで紹介されることが多いので、ご存じの方も多いのではないかと思います。

糖質を減らす代わりに、タンパク質や脂質をしっかり食べるのですが、大豆は「畑の肉」と呼ばれるくらいタンパク質が豊富で、しかも糖質の含有量が少ないため、糖質制限にはもってこいの食材なのです。

なので、お互い協力できることがあるのではないかと、コラボレーションが始まりました。

さてその大豆なのですが、昔から豊富な栄養素を含んでいることが知られています。

厚生労働省は、国民の健康づくり政策「健康日本21」で、1日100g以上の豆類を食べることを推奨しています。

また、米国食品医薬品局FDAは、生活習慣病予防のため、1日25g以上の大豆を食べることを推奨、このように大豆は、世界中で健康食材として注目を集めています。

ですが、普段の食生活で1日25g以上の大豆を食べることは、なかなか難しいと思います。

その点、マルヤナギさんの「蒸し大豆」なら、蒸した大豆をそのまま袋詰めにしてありますので、ナッツのような感覚で手軽に大豆を食べることができます。

糖質制限に取り組まれる患者様にも、おやつ代わりに「蒸し大豆」をお勧めしていますし、私自身も診察の合間や間食に「蒸し大豆」を食べています。

袋を開けるだけで食べれられるので、面倒くさがりの私にぴったりで、とても便利です。

また、糖質制限に取り組むと、便秘がちになる女性が多いのですが、食物繊維を豊富に含む大豆は、便秘の予防にも効果があり糖質制限やダイエットに取り組む方に最適な食材です。

「蒸し大豆」なら調理せずに大豆を丸ごと食べることができますので、簡単に大豆の栄養素を摂取することができるのでお勧めですね。

糖質制限の専門ショップ 糖質制限ドットコム