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糖質制限食でダイエットに取り組む皆さんへ ダイエットの誤解 そないすぐには痩せまへん編

  • ダイエット

気象台発表の今朝8時の京都の気温は、20度でした。
ポロシャツに夏用のバイク用ジャケットを着て出勤してきたのですが、それにしちゃあ寒くないか?
百葉箱の中って、暖かいのでしょうか?
ウソツキリストに、気○庁も入れるべきか考えてる、あらてつです。
え~、3回ほど空いちゃったので、ナニ書いてたか分からなくなってきましたが、振り返りつつ続きを書いていきたいと思います。
そうそう、匿名で頂いたダイエットの質問でしたね。
『質問です
はじめまして。
4月末より糖質制限を始めました。ここ半年余りで4キロほど太り、何とか元の体重に戻したくて。というより太り始めました。
もともと菜食で炭水化物もさほどとるほうではありません。1週間ほどで1.5キロほど減りましたが、また元に戻りつつあります。
たんぱく質としてプロテインをとっていますが、とりすぎも太るのでしょうか。もうこれ以上どうしていいのか分からない状況です。糖質制限を続けるべきかどうか。
お時間があれば、ぜひご回答いただきたくご連絡させていただきました。』

一週間やそこらで減るのは、脂肪じゃなく水分です、プロテインを飲んでも痩せません、逆に太る可能性もあります、せっかく糖質制限食をされるのでしたら、ちゃんと食べ物からタンパク質を摂りましょうってとこまででしたね。
で、今日は最後の部分
「もうこれ以上どうしていいのか分からない状況です。糖質制限を続けるべきかどうか。」
え~、このコメントを頂いたのが、6月2日でした。
「4月末より糖質制限を始めました。」
とのことなので、約一カ月ちょいくらいでしょうか。
体重が減らない、逆に増えてしまった原因を考察すると、まず一つ目がホメオスタシスによるもの。
ホメオスタシスってなんぞや?なんですが、日本語にすると恒常性と書きます。つまり、常に同じ状態を保とうとすることです。
これなんども書いてますが、体重の減少は、何か病気になって減る時以外は、直線的に体重が落ちるのではなく、階段状に落ちていきます。
これは、体が常に今の状態を保とうとするからで、なにゆえそんなことが起こるかといいますと、体重が急に増えたり減ったりといった変化は、体にとって好ましくないからです。
ダイエットなどで体重を減らそうとしますと、体は急激な変化が起こったととらえて、それまでの体重を、保とうと必死に抵抗します。ここで階段の平らな部分ができてしまうわけです。
この階段の平らな部分を停滞期と言いますが、私の経験から言うと、この停滞期で体重が減らないどころか、逆に少し増える方もおられます。
で、またしばらくすると落ちていくのですが、この停滞期に我慢が出来ない&焦ってしまって、ダイエットを挫折してしまう方、けっこう多いです。
キツイ言い方かも知れませんが、半年で増えた体重は、食事制限だけで一カ月やそこらでは落ちません。
半年かけて太ったなら、半年かけて痩せるくらいのつもりで取り組まれた方が、体にとっても精神衛生上もいいかと私は思います。なので、焦らず、じっくり取り組んで下さい。
考察その2ですが、食事内容や生活習慣に原因があったりします。
ご質問頂いた方、ここからは一般論として読んで下さいね。
その原因をざっと挙げると
1、糖質を摂ってないつもりが、実は摂っている。
2、食べてないつもりが、けっこうな量を食べている。
3、動いてるつもりが、実は運動量が少ない。
4、基礎代謝が低い。
5、倹約遺伝子の持ち主。
特に、「糖質制限食をしてるのにやせない!」と仰る方で、一番多いのが1,2です。
いくら糖質が少ない食品といえど、多量に食べれば結構な量の糖質になります。
例えば、仮に100g中の糖質が3gだったとして、400g食べれば12gの糖質になります。具体的に言えば、ヨーグルトの糖質は100g中約5gですが、500gのパック全部食べれば、25gの糖質ですよね。
お電話&メール頂いた方にお聞きすると、私にしてみればビックリするくらいの量を食べておられるのですが、ご本人とっては、「普通以下です!」
当初は糖質制限OK食材だったヨーグルトが△になった理由は、ここにあります。
じゃあどうすりゃいいんだなんですが、痩せないと仰る方は、食べているものを包み隠さずすべて書き出してみてください。インチキなしで、一口でも食べたものすべてです。
こうして書きだしてみると、けっこうな量&糖質を食べておられる事がわかります。
この方法で食べているもの&量&糖質量を改善していただくと、痩せ出す方が圧倒的です。
これで痩せない方は、3,4が当てはまります。
日常生活を振り返って頂くのですが、ちょっとした距離でも歩かずに自転車、バイク、車を利用する、駅やビルでも階段は使わない、なんて感じですね。現代人は、ただでさえ運動量が少ないのに、歩かないは、階段使わんはでは、さらに運動量が減ってしまいます。これも、かなりの方が当てはまります。
日常生活の中で、なるべく運動量を増やすように してみてください。
次に基礎代謝ですが、基礎代謝っていうのは、安静時に生命活動を維持する上で、最低限必要なエネルギーのことです。わかりやすく言い ますと、じっとしてても、脳、心臓、肺、その他の内臓は、生命を維持するために動いています。これらが動くときに消費するエネルギーのことを基礎代謝といいます。
当然、何もしないでも消費するエネルギーですから、基礎代謝が高ければ高いほど、太りにくいわけです。
ところが、女性の場合は、男性より基礎代謝が低いことが多いので、エネルギーの消費量が少なく、太りやすい傾向があります。
そのただでさえ太りやすいところへもって 運動不足になると、ますます基礎代謝が下がってしまうので、意識して運動量を増やしてみてください。
最後の5ですが、これは、我々の先祖が飢餓に備えて獲得した能力なのですが、悲しいかな、飽食の時代においては、肥満の原因となってしまってます。
この倹約遺伝子につきましては、江部康二先生の2008年8月5日のブログ記事に詳しいので、お読みくださいませ。
基本的には、消費するエネルギーより摂取するエネルギーが多いと、余った分は蓄えられますし、一度付いた脂肪は、エネルギーとして消費しない限り減りませ ん。
糖質制限食でも痩せない!と仰る方は、以上の点を踏まえて、今一度、生活全般を見直してみてください。
それでもダメなら、最後の手段、プロテインの飲みすぎで激太り(笑)してしまった、Sじむさん京都西院ボクシングジムへどうぞ。本気で痩せられます、はい。


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