糖質制限とは?

糖質制限で食べていい糖質の量は?

前章、前々章と、糖質制限を始めるにあたってと題しまして、久しぶりに糖質制限の入門編を書いてみました。
1回目は、まずは主食を抜いてみましょう、2回目は、根菜などの食材についての考え方について、簡単でしたがご説明させていただきました。
今回は、もうちょっと詳しく、計算方法をご紹介しながら、摂ってもいい糖質量について書かせて頂きます。
糖質制限の食材選びの基準にもなりますので、是非、ご一読の程を。
自らが1型糖尿病で、炭水化物を制限することで血糖値を正常化する、謂わば糖質制限の元祖と言ってもいいアメリカのリチャード・K・バーンスタイン医師によりますと、
1gの糖質が、
2型糖尿病患者の血糖値を3mg、
1型糖尿病患者の血糖値を5mg
上昇させます。
糖尿病の血糖コントロールでは、合併症を防ぐ数値目標があります。
【空腹時血糖値】
優   80~110mg/dl未満
良  110~130mg/dl未満
【食後2時間血糖値】
優   80~140mg/dl未満
良  140~180mg/dl未満
これから逆算してご自分の空腹時血糖値と照らし合わせ、1回の食事の糖質摂取量を決めると、食材も選びやすかと思います。
この計算は、糖尿病治療以外の目的、例えばダイエットなどで糖質制限をされる方も当てはめていただけます。
では、具体的に計算してみましょう。
仮に。
2型糖尿病の方で、空腹時の血糖値が100mg/dlだとします。
食後2時間の血糖値を、目標値の140mg/dlに抑えるためには、
140-100=40
で、40mgの上昇幅が許容範囲ですね。
すると、40mg÷3gで約13g
この13gが一回の食事における糖質の摂取許容量となります。
ですが、一回の食事の糖質を13g以下に抑えるのは、糖質制限に取り組んですぐだと難しいと思います。
なので、もう少し緩めの20g以下くらいから始める方がやりやすいですし、後々、続けやすいかと思います。
この数字を見て、素朴な疑問が湧きませんか?
そう、最近流行りのロカボやスーパーで売っている自称“低糖質”食品。
「糖質50%オフ!!!!」で、「糖質制限!」なんて謳っている商品、最近山盛り出てますが、麺なんか見てると、30gくらい糖質入ってます。
これだと、単純計算しても
30g×3mg=90mg
で、空腹時が100mgだとしたら、190mgまで上昇。
血糖値が180mg/dl を超えると、即座に血管の内側が糖によってダメージを受けるので、190mgなんてお話にならない数値です。
なので、皆さん、「ロカボ」やら「糖質40%オフ」なんて商品では、血糖コントロールなんて物理的且つ生理学的に出来ませんので、くれぐれもご注意くださいね。

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